羽田空港北風時の離陸着陸ルート(使用滑走路34R.34L.05)
冬から春に多い北風の場合です。
飛行機は向かい風で離陸と着陸が行われていますので
北から吹いてくる北風の時(地図だと上から下方向)は
着陸は南から北に向かって(地図だと下から上方向)空港に行き
離陸も南から北に行きます
住宅地の騒音問題のため昼間は可能な限り低高度での住宅地通過はしないルートになり
夜間時は東京湾上のみを通過するルートが取られています。
緊急時はこの限りではありません。
主な使用滑走路
着陸34R(RWY34R)C滑走路
着陸34L(RWY34L)A滑走路
離陸05(RWY05)D滑走路
離陸34R(RWY34R)C滑走路
早朝使用滑走路(大田区の要望により早朝3回以下)
離陸34L(RWY34L)A滑走路(ハミングバード ディパーチャー)
利用しているのはflightradar24.com
です。
羽田空港南風時の離陸着陸ルート(16R.16L.22.23)もあります
詳しく知りたい方は中級者向けSIDチャートSTARをみてください
公式の飛行ルートについては羽田空港飛行コースで確認してください
◎公式な飛行予定ルート
○天気の良い晴天時<運用比率25%>
(視認進入方式によりA滑走路34LとC滑走路34Rを利用)
○荒天時(雨など視界の悪いとき)<運用比率35%>
(ILS進入方式によりA滑走路34LとC滑走路34Rを利用)
○夜間時23〜6時
(RNAV・ILS進入方式によりC滑走路34Rを利用)
視認進入:
レーダー管制下にある計器飛行方式による航空機が、計器進入によらず地上の物標を視認しながら行う進入
RNAV(area-navigation route):詳細説明
広域航法のこと。従来の地上航法施設からの電波を受信し、電波発信源に向けて飛行する方式とは異なり、
GPSを含めた電波を利用して自機位置を測位し地上施設位置にとらわれることなく飛行する方式
ILS(Instrument Landing System) :
計器着陸装置の一つ。進入する航空機に対し、電波により飛行コース及び降下角の両方の情報を与えること
により、精密進入を可能とする。
LDA(Localizer Type Directional Aids):
滑走路中心ではなく、千葉市上空から空港近辺までの誘導を行う位置にローカライザーを設置し、その電波
に乗って空港近傍まで進入する方式
国土交通省の解説より
実際の飛行ルートパターン
◎離陸
◆滑走路05から離陸しカマタを通過し西方向に進行する場合のルート
カマタ(KAMAT)を通過するのは2,700m以上の高度
◆滑走路05から離陸し町田の南を通過し西方向に進行する場合のルート
◆滑走路34Lから離陸し南方向に転進する場合のルート
大田区は再拡張後は3便以下とすると要望している通称:ハミングバード ディパーチャー
ハミングバード ディパーチャー廃止予告
◆滑走路34Rから離陸し南方向に転進する場合のルート
◆滑走路34Rから離陸し北方向に進行する場合のルート
◆滑走路05から離陸し深夜なので東京湾を飛行する場合のルート
◎着陸
◆滑走路34Lに南側から東京湾上から着陸する場合のルート
◆滑走路34Rに北側からから着陸する場合のルート
◆滑走路34Lに荒天の場合に直線的に着陸する場合のルート
各種データと資料は各機関で公表しているものを活用しています
羽田空港南風時の離陸着陸ルート(16R.16L.22.23)もあります
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