羽田空港16L着陸ルート:VISUAL RWY16L LDG RWY 16L


 2018年3月現在、羽田空港に着陸する航空機で滑走路16Lを使うのは極少数です。
下記に示すように、他の滑走路を利用する際はILSやLDAや滑走路の手前から既定ルートに沿って着陸しますが
16Lは基準となる点までATCにより誘導されたら、後は滑走路を視認したパイロットの判断により
着陸のルートが決められ着陸します。ある程度の裁量というかバラツキがあり、どのくらいの差があるかの
航跡を記録として残してみました。


羽田空港滑走路利用について

南風時の主な使用滑走路
着陸
22(RWY22)B滑走路
23(RWY23)D滑走路
離陸
16R(RWY16R)A滑走路
16L(RWY16L)C滑走路

16Lを着陸で利用する条件の告知
朝から夜の場合(午前6時から午後11時)
・20ノット以上の南東の強風時の場合
・滑走路22が使用できない場合
深夜から早朝の場合(午後11時から午前6時)
・滑走路23が使用できない場合
16Lを着陸で利用する条件


利用しているのはflightradar24.com です。
羽田空港北風時の離陸着陸ルート(使用滑走路34R.34L.05)もあります
羽田空港南風時の離陸着陸ルート(使用滑走路22.23.16R.16L)もあります
詳しく知りたい方は中級者向けSIDチャートSTARをみてください
公式の飛行ルートについては羽田空港飛行コースで確認してください

深夜帯の16L(VOR-A)
滑走路のメンテナンスのため滑走路23の利用できない深夜帯に南風が強く34に着陸できない場合は
16Lの着陸になります。23時台は16Lで離陸する機体を優先するため、16Lではなく34Rに
着陸したい機体は多少待つことになっています。

2018年3月期
日曜早朝(午前2時〜午前6時)は使用不可
水曜深夜(午後11時30分〜午前6時)は使用不可
羽田05/23メンテ使用不可

◆滑走路16Lに深夜に南側から急旋回して着陸する場合のルート
主に水曜の午後11時以降(2016年6月期)の滑走路23が使用できない場合に利用される。
住民との協定で深夜の利用は滑走路22より16Lが優先利用される。
(サークリングアプローチと呼ばれているようです)
羽田南風着陸ルート16L


離陸機がなければ空港の近くから180度回ります。
羽田南風着陸ルート16L


たまに台場のあたりまで行く場合もあります。
羽田南風着陸ルート16L
羽田南風着陸ルート16L


外国機は規定ルートを逸脱しやすいようです。豊洲や晴海まで行き、レインボーブリッジあたりから南へ
このルートを通ると台場や東雲の高級マンションからはすごく近くに見え轟音でしょうね。
2004年にはタイ航空のジャンボ機(747)が日本橋まで行き南に転換東京タワー付近を通過し着陸した事例もありました。
羽田南風着陸ルート16L

強風時の16L
◆強風のため滑走路22に着陸するルートで進入し16Lに着陸した場合のルート
羽田南風着陸ルート強風時の16Lに着陸

昼間帯の16L:VISUAL RWY16L LDG RWY 16L
2018年3月26日昼過ぎ、滑走路22に穴が見つかり閉鎖され、しばらくは滑走路23が着陸に使用されていましたが
「VISUAL RWY16L LDG RWY 16L」に変更され2時間ほど運用がされていました。ATCにより千葉市の西あたりまで誘導され
滑走路が見えた段階で「前の機体に続いて飛行し16Lに着陸する」という方式が利用されました。
この方式はD滑走路がない時代は南風時のメインで利用されていましたが、現在は昼間帯の運用はほぼありません。
飛行ルートはパイロットの裁量によるものもありバラツキがあり、画像に示すように一番北側から16Lを
目指して飛行した「ANA678」は、南砂・塩浜・晴海あたりまで来ていました。前の外国機AAL27がかなり北側を
飛んでいたので間隔をとる必要性のある後続機は、それより北側を大回りするしかないためと思われます。

・公式飛行ルート紹介サイトによる着陸方式告知
VISUAL RWY16L LDG RWY 16L

・公式飛行ルート紹介サイトによる航跡
VISUAL RWY16L航跡
◆海上を飛行し16Lに向かう着陸ルート
VISUAL16L着陸ルート

◆台場付近まで北ったユナイテッドUAL875の着陸ルート
VISUAL16L着陸ルート

◆新木場・有明まで北側を飛行したアメリカンAAL27とその更に北を飛んだANA678の着陸ルート
VISUAL16L着陸ルート


各種データと資料は各機関で公表しているものを活用しています
羽田空港北風時の離陸着陸ルート(使用滑走路34R.34L.05)もあります

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